2013/05/06

1/12サイズ 靴下を履いていても履ける靴

お出かけを







もっと楽しく

ということで、AK-G用の新作は「靴下を履いていても履ける靴」です。
お洋服作っていて思うのは、靴も欲しい!って事ですよね。
なので、差し替え用の靴を履いた足首パーツを作ってみたり、
そのまま履かせられる靴パーツを作ってみたりしてますが
靴下を履かせたまま履ける靴をいつか作りたいと思っておりました。

でも自分の技術が追いつかなかったり、思うような材料が無かったので
昔から試作しては破棄を繰り返してました。
で、やっと自分で納得できるものを作ることが出来ました!


シンプルな形の革靴です。
色は4色あります。黒・こげ茶・茶・白です。
黒とこげ茶の区別が付きにくいかもですが、ワンダさんが履いているのがこげ茶です。
大きさの比較に10円玉を。


履いていない状態だと、縮んでくしゃっとしていますが、これは伸縮性のある合皮で作っているからです。
「伸び」があるので、履かせるとぴったり足にフィットしてくれます。


こんな感じですね。足の甲の部分が綺麗に形が出ているのがわかりますかねー。
伸縮性があるおかげで、足の形が綺麗に出て、脱げにくくなっています。


本当に小さいものですが、その小ささの中で出来る工夫を詰め込みました。
左右の形が綺麗に見えるように。
土踏まずのカーブが綺麗に出るように。
厚底になりすぎてシークレットブーツを履いているように見えないように。
何より、靴だけ大きすぎて顔とのバランスが崩れないようにする為に。

やっと、やっと、大好きなワンダさんに、
靴下を履かせてあげたまま履ける靴を作ってあげることが出来ました!
ずいぶん待たせてしまったけど、納得がいくものが出来て満足です。

とはいえ、キャストで作ったほうが見栄えがよさそうな靴ももちろんあります。
なので、うまく使い分けることが重要ですね。
ハイヒールとかはストッキング程度の厚みならば、キャストのハイヒールのほうが形が
はっきりとしていて綺麗でしょうしねー。

今後もこの皮製の靴はAKだけでなく、他のイベントでも余裕があれば作っていきたいです。
なんとなくコツがわかってきたので、他の形のものとかも作りたいなー。