2010/06/09

1/12サイズ ドールアイ


minamoさんの溺愛する姫、チッセさんですが
、化粧直しとして髪の毛を複製されておりました。
それをゆこさんが先日の大阪旅行のときにいくつか強奪(?)してきたので、ひとついただきました。
ありがとう、minamoさん!
私がもらったのは無塗装のものだったので、黒髪にしてみましたよー。
あとはドールアイ化してみました。

以下に神姫用のドールアイ製作の手順を載せておきます。
これは以前から載せます!って言いながら時間がなくて延び延びになっていたもの。
今回丁度写真を撮りながら作業出来たので、良い機会だと思い更新することにしました。
なにぶん我流ですし、大きなドールをやっている方からしたらプークスクス!かもしれませんが
手軽にできるってことでひとつ。

※ドールアイとか苦手な方は見ない方がいいです。



まずは顔がないと始まらないので用意しましょう。
先日アキバで購入した、未開封激安箱ぼろぼろだった黒子さんにおいでいただきました。
元の髪は外して、顔のペイントも落としておきます。


眼球となるパールビーズを用意します。今回使うのは4㎜と5㎜のもの。
ハンズや手芸店などで購入できます。
100円ショップにもあるかも。


実は今回5㎜を作るのは初めて。紫のアイは以前作ったもの。
これをあててみたら眼球が小さかったので、5㎜のものを作ることにしました。
4㎜のも一緒に作りますー。
1.5㎜のプラ棒も用意して下さい。


1.5㎜のドリル刃で穴を広げます。貫通させてください。


プラ棒の頭を削って丸く整えます。


ビーズに差し込みます。
この時、多分きつくて途中までしか差し込めないと思いますが、
とりあえずこの段階ではそれで大丈夫です。


持ち手がついて作業しやすくなったので、スポンジやすりでパールの光沢を落とします。
地の白が出てくるまでやすってください。
結構すぐに落ちます。


球状のリュータービットで頭のほうをえぐっていきます。
写真ぐらいの深さまで。


一度プラ棒を抜いて、1.6㎜のドリル刃でお尻のほうから穴を広げます。
この時貫通しないようにしてください。
どれくらいかというと…。


プラ棒を差し込んでみて大体この位置で止まるくらい。
プラ棒を丸く削りましたが、その削った部分が丁度見えるくらいです。


こんな感じに作りたいだけ用意して下さい。


色を塗ります。お好きな色で。私は今回茶色にしました。
プラ棒は先に黒に塗っておきます。
眼球のえぐった部分を茶色で塗ります。その外周をごく細い線で黒く塗ってありますが、
難しそうならやらなくてもいいかも。
乾いたらプラ棒をそっと差し込みます。


次は透明なドーム状の部分を作ります。
写真のグロスポリマーメディウムを盛りつけます。
メディウムは画材屋さんで売ってるので探してみてください。
いろんな種類があるので間違えないようにしてください。


色を塗った部分だけにこんもりと。
原液のまま、つまようじなどですくってのせます。
横から見たときに円になるくらい。
この時に絶対空気が入らないようにしてください。
乾くと透明になります。体積も縮むので、二、三回繰り返します。


完全に乾かしましょう!じゃないとはめ込んだときに凹みます。
このサイズなら、一日放置しておけば季節にもよりますが乾くと思います。
あとは持ち手のプラ棒を切れば出来上がりです。
プラ棒の太さを変えたり、パールビーズの大きさを変えたりで色々と表情に変化が出ます。
色々と作って試してみると面白いですよー。


さっそく仕込んでみましょう。(5㎜のほうを使いました)
顔の裏側はリューターなどで削って整えておきます。(この作業がドールアイを作るよりも面倒だという…)
とにかく頑張ってくりぬいてください。
ヘッドの形状にもよりますが、相当の空間を確保しなくてはいけません。
くりぬけたら、好きな位置で両面テープや練り消しなどを使ってアイを固定します。

アイリペはリキテックスで着色。チークはパステルで。
艶消しを吹いてコートしています。


出来上がり。
簡単な作りですが、透明感も反射も綺麗に出てると思います。
ドールアイは光の当たり方で表情が変わっていいですね。


もちろん好きな位置に固定出来るので、視線を横に流したりも。
と、駆け足でしたがこんな感じで作ってあります。
いろんな色を作って気分で変えても楽しいかも。



minamoさん、チッセさんヘアーありがとうございました!
出来上がってみたら、お気に入りの子になりました。
ちょうかわいい!
名前はminamoさんのお名前を頂いてミナちゃんにしました。
本当はゆこさんに大変な名前を付けられるところだった…!
何とか回避しましたが。
今回は色々とありがとうでした!
うあーまじでうれしいー!!!