さすがと言いますか、メガミデバイス公式・その他で活躍してるので
当然といいますか、さすがプロだな~というやり取りばかりでした。
そもそもあまーいちゃんが初めてデカールを作ったのが
うちで販売したクーリエちゃんな訳です。
その時は、
(′・v・`) 「まだ初めてで勝手がわからない中で右往左往しながら作りました!!」
と言っていたけれど、その時から凄いな~!と思っていて、
いやあこれはほんと凄いクリエイターになるな~と感じていたわけです。
その直後くらいかな?ちゃんと鳥Pに自分を売り込んで採用されたので、
おお~良かったね~!ってみんなでキャッキャしたのを覚えています。
(′・v・`) 「あれから経験を積んだので!今回はあの時よりもスムーズにいくはずです!」
と心強いお言葉。素晴らし~~!
そして始まったデカール作り。
詳しい図解とかはゆこさんのブログに載っているので見てもらうとして~。
ここではあまーいちゃんとのやり取りを通じて自分が感じたことを書いていこうかな~と。
1.表情を決める
まずはこちらがこんな表情で…と提案すると
あまーいちゃんがイラストを描いてくれます。
仕事が早い!ラフがすぐに上がってくる~!
こっちの意図をくみ取って何パターンも提示してくれる~!
(′・v・`) 「こゆのもできます!これも!これとか!」
めっちゃ助かる~!
そして瞳孔のパターンとかもすげー沢山提示してくれるわけですよ。
配色とかも。
あれこれ悩みつつ、キャラに合ったものを取捨選択。
まずは表情をイラストとして完成させてくれます。
すーごい可愛いの!
2.イラレ作業
出来上がったイラストを元にイラストレーターで
データを作ってくれるあまーいちゃん。
これがまたこまっかい仕事でねえ!以前生データいただいたことあるんですけど
いや~私もイラレ少しかじりましたが絶対出来ねえっす自分では。
って感じでもう圧巻。
お目目なんてとっても小さな面積じゃないですか。
そこにこれだけの情報量!ものすごい数のパスとアンカーポイント!やば~!
という感じでデータが完成!
3.お試し印刷
今回ハイキューパーツさんにデカール印刷を頼みました。
まずはお試し印刷という事で、出来上がったデータを
大きさのパーセンテージを変えたり、
瞳孔のカラーパターンを変えてみたり、
チークや口の中の色味を何種類か変えながら印刷してもらいました。
これも全部あまーいちゃんが細かく指定してやってくれます。すごい~!
こっちは出来上がってきたものに対して「いいね、うん、いい…」とかしか
言えないわけですが、私たちが気が付かない細かいとこを
どんどん修正していってくれます。(あまーいちゃんが)
ひょえ~!正直どこがどう違うのか私たちにはわからん~!
なのであまーいちゃんを信じて大体お任せしました。
4.とにかく貼ってみる
実際に貼らないとわからないので
のっぺら顔に貼ってもらいます。
事前に渡しておいたヘッドにあまーいちゃんが
一個一個貼り付け…。
3と4で項目分けましたが並行してやってる感じです。
印刷して貼って調整して…の繰り返しです。
その度にみんなでチェック~!
これがね…印刷が出来る度に9個貼ってくれるわけですよ、あまーいちゃんが。
私はこの時点であまーいちゃんへの謝礼の額をアップすることを決意しました。
経験ある方はわかると思うんですが、めちゃめちゃめんどくさいよね、貼るの…。
そして納得するまでデータを直して完成~!
5.お試し印刷(死闘編)
で、これで本印刷頼んで納品しておしまい~!
になると思いきや…ここで問題が。
なんとハイキューさんがデカール印刷に使っている
印刷機が新しくなったと。機械が新しくなったという事は
あまーいちゃんが今まで作ってきたデータの色調整にズレが出てくる…。
いままではこれで大丈夫だったのになんか変~!!
ってことが起こってしまったわけです。
ひょえ~!
この調整に!時間が!かかった!
もうしまいにゃ開き直って、
時間かけていいから、このデカールで思う存分試してもらって
あまーいちゃんがこれから作るデカールの調色のたたき台にしてくれていいよ!
と伝えて期限ぎりぎりまで奮闘してもらいました。
ありがとうあまーいちゃん。
この印刷機の変更はいろんなところに多大な影響を与えたそうで
仕事の方も大変なことになったし、
今まで作ったデカールのデータも下手したら作り直しになるかも~!
って言ってました。oh…。
再販とか…どうするんだろう今までのデカール…。
6.ゴーサイン!
という事で奮闘してもらい、無事に出来上がったデータを入稿してもらって
しばらく待つと家にデカールが届きました!
おお~!すげ~!ありがたや…
その足であまーいちゃんに謝礼をお支払いしてフィニッシュです!
おつかれさま~~~!
といった感じでした。
実は自分でデカール作ろうと思ってイラレを勉強したんですよね。
で、まあ簡単な図形なら描けるようになったんですよ。私も。
でもいざデカール作ろうとしたらぜーんぜん!
納得いくものが出来なかったんです。
なんじゃこりゃ?っていうね…。
最初に表情を決めるんですけどそこから躓いて。
どうしても以前あまーいちゃんが描いてくれた
希望と絶望の顔が脳裏にちらついて離れなくて…。
自分の中の希望・絶望の表情とまぜこぜになって爆発しちゃったんですよね。
私が希望・絶望を作るときにもっと表情を設定しておけばよかったんですが
それをしなかったからキャラデザインにぶれが出ちゃったんだよなあ…。
もうだったらあまーいちゃんに作ってもらった方がはえーや!ってことで
今回お願いした次第。
そしてそれはやっぱり正解でした。よかった~!
じゃあこれから作るオリジナルメガミに最初からちゃんとキャラ付けして表情も
描いて設定しておいたらデカールを自分で作れるのでは?
とか思うでしょ?いや~無理!無理無理!
あまーいちゃんの仕事を見たらそんな気は吹っ飛びますわね。
私にデカール作りのスキルはないんだな~。
そもそも創作する人はわかってくれる人もいるかなーと思うんですけど
ある程度こうしたらうまくいくっていう筋道が見えてると思うんですよね。
イラストだったらこんな線を引けば完成に近づくとか
立体だったらここを削ってこっちは盛れば頭の中の完成図に近づくとか
服を作るならば型紙をこう直せばラインがきれいに出るぞ!とか
小説だったらこう書けばきれいな文章の流れになるな、とか。
私はイラストから特徴を捉えて立体に起こすのが得意だねって言われたりするんですが
(逆にゼロからだと苦手で、しっかりした完成図があったほうがやりやすいです)
それは割と苦も無く出来ることなんですよね。何にも考えなくてもスッと手が動く。
それがイラスト描くってなるとどうしたら完成に近づく気持ちいい線が描けるか
わかんないんですよ~!
すっごい時間かけて、何度も迷って、頭つかって
やっと見れるようなものが描ける、くらいなんですよ。
で、それがデカール作りのイラレ作業にも同じことが言えて、
イラスト描くよりさらに全くもってどうしたら気持ちよくなれるかわからなかった…。
あまーいちゃんはそれが多分私が立体を作るときみたいにスッと出来るんだろうなあ、と。
(出来るからと言って苦労がない訳ではないのでそこは勘違いしないでくださいね。)
そもそも私がデジタルデータをいじるのが苦手というのもありますが…。
フォトショまでって感じです。
ちなみにもうアドビ税払うのやめました。
買い切りのソフトに切り替えました。ちなみにアフィニティシリーズです。
ヘビーユーザーじゃないのでこれで十分です。めちゃ楽。
まあなんかいろいろ書きましたけど
総括としてはあまーいちゃんすげえ!って事と
もちは餅屋ってことですね。
あまーいちゃん本当にありがとう!
コンゴトモヨロシク…
以上ですよ。