2011-09-04

武装神姫 5周年記念 カスタム実演 in 六本木 準備編



まずはお疲れさま&ありがとうございました!
お天気が悪い中、たくさんの皆さまに来ていただいて、とっても嬉しかったです。
すごいね神姫!愛されてる!
差し入れもたくさんいただき、その場で食べたり、今うちの冷蔵庫で出番を待っていたりします。
こちらもありがとうございました。

武装神姫五周年ということで、こういった節目のイベントに中の人として呼んでいただけるとは
思ってもみなかったので(割と急なお話だったのです)自分でもビックリです!
神姫のことが好きでよかった~!

皆さまどうだったでしょうか?イベントは楽しんで頂くことができたでしょうか?
私はとっても楽しかったです!緊張とかあんまりしなかったなー、楽しすぎて。
買いに来てくださった方も、イベントを見に来てくださった方も楽しんでいただけたなら
私も嬉しいです!

で、ここから当日の個人的な感想とかー。

朝の九時半に集合ということで、ゆこさんと六本木の改札で待ち合わせしてコナスタへ。
もう列が出来ていて整理券を配ってるという話を聞いてガクブル。
みんなお買い物に情熱を!
と思ったら物販の列と実演の整理券って別々なのねー。
すごいよ!みんな、どれだけ気合入っているんだ!

で、お店はまだ準備まっ最中なのでありました。
私たちも実演の準備~と思ったら、私が座る椅子が!椅子の座面が高い!(というか標準なのですが…)
実は事前に伝えておいたのですが、机が高いか、椅子が低くないと作業が出来ないのですよ…。
詳しくは下の図を。



実演中にも言ったのですが、私は彫金をやっていました。貴金属で指輪作ったりするアレです。
職人を目指してたんですけどねー。よく考えたらあんま装飾品をつけるような性格でもなったのでやめましたけども。
で、その職人さんは彫金机を使って作業します。

彫金机って普通の机よりも背が高いのです。なんでかって言ったら、そのほうが体に優しいからです。
図を見るとわかるんですけど、机が高いことにより、背中と首を丸めなくてもパーツと顔の距離が近くなるのですよー。
背筋を伸ばしたときに視線がパーツとジャストな位置にくるのです。

図にあるスリ板というのはただの板なんですけど、この上にパーツを載せて作業します。
この板の上で作業をすれば、削りカスとかが全部下の引き出しの受けに落ちます。
なので机が削りカスだらけだ、とか床が汚れて歩くたびにパテの粉が舞い踊るとかが一切なくなります。
健康にもいいよ。そういった舞い上がる粉を吸わなくていいので。

えーとですね、余計なことかもしれませんが、日常的にフィギュアとかやってる方はこの机の購入をお勧めします。
結構なお値段(四万円~くらい。通販で買えます。なんでもあるな、通販)しますが、ぜったい体にいい!
特に目・首・肩・腰に異常があるって方は、音速で購入してズバッと使った方がいい!
無理な姿勢で作業することがないので、体を壊すことがありません。マジで。

高級・綺麗な貴金属のイメージなので、作ってる場所も環境も人も奇麗なところで作業していると思いきや、
全く違います。高級なものほど、年季の入った職人さんが指の先を真っ黒にして作っているんですよー。
先人の知恵をありがたく拝借したほうがいいです。マジで。
作業内容は素材が貴金属からパテとかになっただけで変わらないもんなー。

彫金師の人たちが作業中の姿勢のせいで体悪くしたって話は私は聞いたことありません。
私が仕事でかかわった彫金師の方々はみんなおっちゃんからおじいちゃんでした。
それこそ仕事だから一日中机に向かっているけれども、いつも背筋がピンと伸びていたよ。
偉そうなこと書いたけど、自己判断で!よろしくおねがいしまー。

で、十年以上もこの環境に慣れていると、この状態でしか作業したくなくなります。
机の高さを変えるよりは椅子を低くする方が簡単なので、低い椅子をお願いしていたのですが…。
うん、たいがいの椅子は規格があるのでそこから逸脱することってまずない…。
わざわざ用意してもらった椅子は高さが普通のものでしたん。

そんな時は!コピー用紙の束!
コピー用紙の束を五つ重ねることで、普通の机にジャストフィットな高さの椅子を得られることが出来るのだ!
…小川原さんにわざわざKONAMI社内(しかも7階)からコピー用紙を運んできてもらったよ。
なんかほんとすみません…。えらいひとなのに…。

そんなこんなで準備を整えまして、長くなりそうなので次回に続く!